エアロパーツの素材はなぜほとんどがFRPなのか
皆様こんにちは!LYZERです!!
お休みはいかがお過ごしですか?♪
本日もお仕事の方は頑張ってください!!
わたべは日曜恒例行事1人洗車大会を催し中です。
さて、以前にエアロパーツに関して記事を書かせて頂いたのですが、段差などに引っ掛けて傷を付けてしまった時は非常にショックですよね・・・。
「なぜ割れない素材で作らないのじゃ」と疑問に思うほど。
素材の名前で「FRP」という言葉を聞きますが、何のことなのかわからないので、私が勉強する為にもブログを書いています。笑
じゃあまずは・・・
そもそもエアロパーツって??
出典:http://www.c-west.co.jp/aero/grb/
おさらいです!
エアロパーツ (aero parts) とは、自動車の部品の一種。空気力学的な抵抗・揚力の低減、操縦・走行安定性の向上、エンジン・ブレーキの冷却効果増大、車体の汚れ防止などを目的とする。車体外部に取り付けるものが多く、エアロ、空力パーツなどとも呼ばれる。一般の乗用車用として市販されているエアロパーツの多くは空力解析を行っていない単なるファッションアイテムとして売られている場合が多いが、レーシングカーにとっては勝敗を左右するほど重要なパーツである。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A2%E3%83%AD%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%84
ガチなエアロの場合は、レースの勝敗を左右するほど重要なパーツ
もちろん、近年ではドレスアップ性の長けたエアロパーツも多く販売がされており、ほとんどのエアロパーツがその該当に当たるのではないでしょうか?
という事でしたね!!
「じゃあ、なんでわざわざ割れるような素材を使うの?」って思っちゃいますよね・・・。
では・・・
エアロパーツの素材ってなに??
出典:http://newcarinfosite.com/frporabs/frp-abs/
エアロパーツの素材は簡単に分ければ、【2つ】(本当はウレタンもあるけど今日は・・・)の素材を多くの純正メーカー・アフターパーツメーカーが使用しています。
・FRPのメリット・デメリット
まず【FRP】という素材があります。
これは、
F=繊維
R=強化
P=プラスチック
の略で、ガラスマットの上に樹脂を塗り固めた物です。
ほとんどのアフターパーツメーカーが【FRP】を採用しています。
こうなたった背景にはFRPの【加工しやすさ】が大きく要因しています。その為デザイン性に優れ激しくイメチェンできます。
さらに、段差などで引っ掛けて割ったとしても補修材などを用いれば修復は可能というメリットもあります。
し・か・し!!
フィッティングに難があります。ということは純正ボディに加工を施しエアロパーツを取り付けるなどちょっと気が引ける行為もしなければなりません。
基本的に未塗装での納品になるので、塗装代・加工代・取り付け費用などいろいろかさみます。
柔軟性がない為、軽くぶつけただけでもひびが入ったり・・・
メリットもデメリットあります。
・ABSのメリット・デメリット
次にABSのご紹介。
これは、
A=アクリロニトリル
B=ブタジエン
S=スチレン
の略で、熱したプラスチックチップを大型の金型に流し込み、急速に冷やして作るものです。(難しいw)
ABSは、FRP製とは逆で【フィッティングが抜群】ということ。
純正品は基本的に塗装されているのがデフォルトで、ディーラー様で取り付けしてもらえます。
多少の加工は必要になるエアロもあるかもしれませんが、ほとんどが無加工で取り付けられます!
さらに、さすがに多少の傷はついてしまったりしますが、余程の衝撃を与えない限り割れる事はありません。
すごく丈夫です。
た・だ・し!!
一度割ったりしてしまうと、修復が困難を極めるらしいです。
FRPの様に「ちょっと修復してみっか♪」なんてノリでは出来ないのです・・・。
車がマイナーチェンジなどしてしまうと、そのパーツも基本的には廃盤扱いとなってしまう為、要要要注意!!
まとめ
出典:http://www.aimgain.net/products/aero/200crown_ry_jvip.html
いかがでしたでしょうか??
結論:
強度=ABS
精度=ABS
修復のしやすさ=FRP
コストパフォーマンス=FRP
んー。どちらともメリットがあり、デメリットもある感じですね。
あとは、コスト面とデザインで選ぶなら【FRP】とか・・・。
だから、FRP製のエアロが多くを占めているのですね!!
個人的には【FRP】に軍配があがるかな~!
こういう記事を書いてると、どんどん「エアロ欲しいな~」「ホイール欲しいな~」「車高調欲しいな~」とか
関係ない物まで欲しくなってくる。笑
ではまたまたお会い致しましょう!!